浪速の春を飾る風物詩
造幣局(大阪市北区天満)では、浪速の春を飾る風物詩「桜の通り抜け」を、4月11日(金)から4月17日(木)までの7日間開催する。平日は午前10時から午後9時まで、土曜日・日曜日は午前9時から午後9時までとなっている。
今年の花は「松前琴糸桜(まつまえこといとざくら)」。131種350本の桜を楽しむことができ、今年新たに「笹賀鴛鴦桜(ささがおしどりざくら)」が登場する。
日没後も、ぼんぼりの灯りに照らされた夜桜が楽しめる
「通り抜け」は、明治16年(1883年)に構内の桜並木の一般開放が始まったもので、 毎年4月中旬頃の桜の開花時に、造幣局構内旧淀川沿いの全長560mの通路を一般花見客のために1週間開放。昨年は62.3万人の人出があり、近辺には数多くの屋台が立ち並ぶ。表門(現在は南門)から入り、造幣局構内を通って裏門(現在は北門)へ抜ける一方通行の「通り抜け」が、その名の由来。
現在構内にある桜は、関山、普賢象、松月、紅手毬、芝山、楊貴妃など 131品種、350本 を数え、大半は遅咲きの八重桜で、他では見られない珍種も見ることができる。日没後もぼんぼりの灯りなどでライトアップし夜桜を楽しむことができる。

造幣局 公式サイト
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