桜の小枝を交換し思いを伝えるロマンチックなお祭り
「恋の宮」として男女の縁を取り持つ、金崎宮(かねがさきぐう/福井県敦賀市)では、桜見物に訪れた男女が「花換えましょう」と声をかけあい、桜の小枝を交換することで思いを伝えたといわれる、ロマンチックなお祭り「花換まつり」が、4月1日~15日に開催される。
神様と参拝者との仲を取り持つ福娘と「桜の小枝」を交換
「花換まつり」は桜の名所でもある金崎宮の境内の桜が咲く盛りの約10日間行われる祭りで、期間中に授与される桜の小枝に思いや願い、幸せを込めて人々がその花を交換することにより幸せや思いを分かち合い、補い合って老若男女の関係なく福を願う神事。
神事の主役は造花の「桜の小枝」で授与所にて授かり本殿にお参りし、本殿横の館にて、「桜の小枝」に願いや、思いを込めて、神様と参拝者との仲を取り持つ福娘に「花換えましょう」と声を掛けて交換する。
この「桜の小枝」は、友達同士・家族同士・カップルまた見知らぬ者同士でも、交換するほど幸せが宿るといわれ、持ち帰った「桜の小枝」は、願いのこもったお守りとして、玄関先や神棚、またそれぞれの思いの方のところに祀る。

金崎宮 公式サイト
http://kanegasakigu.jp/