ゆかたの着始め祭り
広島に夏の訪れを告げる「とうかさん」が、広島市中区の圓隆寺で、6月3日から5日までの3日間開催される。
広島の3大祭りのひとつで、「ゆかたの着始め祭り」ともされ、時期をあわせて「ゆかたできん祭」も開催。圓隆寺を中心に中央通り一帯は、毎年45万人もの人出で賑わう。
県内はもとより全国の露天商が結集
「とうかさん」は、圓隆寺に祀られている「稲荷大明神」のお祭りで、法華経の守護神である稲荷大明神を「いなり」と唱えず、音読みで「とうか」と呼んだ事が語源とされる。
圓隆寺では、「稲荷大明神」の御神体が1年のうちこの3日間だけ御開帳され、数多くの参拝者が訪れる。
また、お祭りのもうひとつの主役ともいえるのが露店で、露天商の夏祭りの仕事始めとして有名で、県内はもとより全国の露天商が結集する。中央通りにずらりと並ぶ露店は1000軒を超えるという。
「ゆかたできん祭」は、「ゆかたで歩く。ゆかたで踊る。ゆかたで遊ぶ。」をキーワードに、「ゆかた」をコンセプトとする市民参加型の祭りで、中央通りなど、市内中心部一帯で、パレードやアトラクションなどのイベントや盆踊りなどが催され、ゆかた姿の人たちで賑わう。

「とうかさん」 公式サイト
http://www.toukasan.jp/