東京ディズニーシー15周年・スペシャルパレードも参加
日本3大船祭りのひとつに数えられる、「塩竈みなと祭」が、宮城県塩竈市内各所で、7月17日・18日の2日間開催される。
17日の前夜祭では、花火大会や縁日広場が開かれ、18日の本祭では、神輿海上渡御・陸上パレードを開催。今年の陸上パレードでは「東京ディズニーシー15周年・スペシャルパレード“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”」も参加予定となっている。
日本3景の松島湾内を2隻の御座船が巡幸する
神輿海上渡御は、古来、海からの道案内の役割を果たされ、この地に残られた御祭神の鹽土老翁神(しおつちおぢのかみ)を、年に一度海へお連れするという氏子たちの感謝の気持ちを表した祭りの中心行事。
鹽竈神社の神輿を奉安する鳳凰丸と、志波彦神社の神輿を奉安する龍鳳丸の2隻の御座船が、約100隻に及ぶ大小の供奉船を従え、日本3景のひとつである松島湾内を巡幸する様子はさながら平安絵巻のようで、見る人を魅了する。
陸上パレードは、海上渡御中の御座船を待つ間に、祭りをより華やかに楽しく、と行われるようになったもの。市内の全小中校の生徒をはじめ、子どもから大人まで約3000名の市民が参加するという「よしこの鹽竈」や、郷土の民謡「塩竈甚句」にあわせて踊る「ハットセ踊り」などが祭りを盛り上げる。

塩竈市観光物産協会 「塩竈みなと祭」
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