今年は開催エリアを拡大し市内各所とも連携
七夕にちなんで、「願い」をテーマに開催される京の夏の風物詩、「京の七夕」が、8月1日から8月21日の期間で開催される。
今年は、8月を「京の七夕」の全体会期とし、昨年までの堀川・鴨川の2会場に加え、民間事業者・市民団体等が「京の七夕」への連携・協力会場として、それぞれ開催期間を設定、七夕関連イベントの充実を図る。
幻想的な光の空間の演出や寺院・神社のライトアップなど
主なイベント内容は、堀川会場(8月6日~12日/堀川遊歩道周辺)では、夜空に浮かぶ満天の天の川を再現した「光の天の川」や、光の演出で水面に艶やかに浮かびあがる「光の友禅流し」などで、堀川遊歩道を幻想的に演出する。
鴨川会場(8月6日~12日/鴨川河川敷)では、竹かごの中に京焼や清水焼、京仏具の伝統技術を用いた風鈴を入れ、LEDであかりを灯し、涼やかな音色を奏でる「風鈴灯」や、LEDの光や願い事を書いた短冊で装飾された煌びやかな「竹と灯りの散策路」などを創出。
北野天満宮 北野紙屋川会場(8月1日~14日/北野天満宮、北野上七軒、今出川通北野門前界隈、北野商店街界隈、大将軍商店街界隈)では、境内夜間拝観と史跡御土居のライトアップ、国宝御本殿石の間通り抜け神事、御神宝・御装束の展覧(8月12日~14日)など。
そのほか、二条城会場(8月3日~15日/元離宮二条城内)、梅小路公園会場(8月6日~12日/梅小路公園)、岡崎会場(8月11日~14日/岡崎公園及びその周辺施設等)、京都府立植物園会場(8月12日~21日/京都府立植物園)を予定。
また、清水寺や高台寺などの寺院・神社の協力のもと、七夕飾りや夜間特別公開、ライトアップなどが実施予定となっている。

「京の七夕」 公式サイト
http://www.kyoto-tanabata.jp/