武者人形などを乗せた曳山が町中を練り歩く
秋田市土崎地区では、「土崎港曳山まつり(土崎神明社祭の曳山行事)」が、7月20日・21日の2日間開催される。
武者人形・裸人形を乗せた20台前後の曳山が、秋田3大囃子に数えられる「港ばやし」にのって町中を練り歩く壮大なお祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
「戻り曳山」でクライマックスを迎える
「土崎港曳山まつり」は、土崎神明社例祭で、18世紀から続いている祭典行事。
主な行事予定は、7月20日の宵祭では、各町内での曳山の運行と土崎神明社を目指す郷社参りが行われ、宵宮祭(18:00~/土崎神明社)、ふれあいまつり(19:00~21:00)。
21日の例祭では、各町内での曳山の運行され、土崎神明社で例大祭・出御祭が執り行われ、神輿が穀保町の御旅所を目指す。各町内の曳山は穀保町に集合し一列に並び、神輿を出迎える。
その後、神輿は穀保町での御旅所祭を終え、相染町の御旅所へ向かい、神輿の後を追って、曳山は「御幸曳山」となり、勇壮な運行が行われる。
相染町の御旅所祭の後、神輿は土崎神明社に戻り、還御祭が執り行われる。曳山は狼煙の合図とともに自町内へ戻る「戻り曳山」が運行され、「あいや節」が演奏される中、昼にも増して威勢良く曳山が曳かれ、祭りはクライマックスを迎える。

土崎神明社祭の曳山行事 公式サイト
http://tutizakiminato-hikiyamamaturi.com/