中心街が数万個の紅提灯で彩られる
山口の夏の風物詩、「山口七夕ちょうちんまつり」が、山口市中心商店街、山口駅通り、パークロード他で、8月6日・7日の2日間開催される。
中心商店街や駅通りは、数万個の紅提灯で飾られ、「ちょうちんツリー」や「すだれちょうちん」の巨大オブジェも出現。多彩なイベントが祭りを盛り上げる。
提灯御輿、提灯山笠の巡行
「山口七夕ちょうちんまつり」は、約600年前の室町時代に、大内氏が笹竹の高灯籠に火を灯し先祖の冥福を祈ったのが始まりといわれ、市民の盆行事として受け継がれる祭り。
主なイベントは、6日は、約150個の提灯で飾られた提灯御輿3基が、新山笠とともに巡行。築山・八坂神社で大内氏の御霊をなごめ、境内や竪小路を中心に界隈を提灯で飾る「つながる大殿七夕ちょうちんの灯」などが行われる。
また、湯田温泉でも、湯田温泉の旅館・ホテル・保養所や飲食店等にも紅ちょうちんが灯り幽玄な湯のまちのそぞろ歩きを楽しめる。
7日には、約500個の提灯で飾られ、「山口」の文字が浮き出す、縦14.5メートル、横38メートルの巨大な「すだれちょうちん」が出現。
また、新亀山公園ふれあい広場では、20店舗の飲食店が並ぶ「レストコーナー」(6日・7日)や、YAB山口朝日放送アナウンサーとともに、アーティスト達が祭りを盛り上げる「yab舞楽祭2016」(6日)、勇壮な演舞で祭りを彩る「DANCE WAVE MINAKOI のんた」が予定されている。

「山口七夕ちょうちんまつり」 公式サイト
http://y-chouchin.jp/