創始400年の伝承の祭り
山形県酒田市では、「酒田まつり」が、市中心部中町ほかにて、5月19日から21日まで開催される。
上下両日枝神社の例大祭「山王祭」として、1609年から一度も休むことなく続いているという祭りで、酒田大火復興記念となった昭和54年から「酒田まつり」として開催。メインとなる20日の本祭りでは、巨大な獅子頭と山車が、市内中心部を練り歩く。
大獅子4体、仔獅子4体が祭りを盛り上げる
「酒田まつり」は、19日の宵祭り(17:00~/日和山公園)、20日の本祭り(「式台の儀」:12:00~/マリーン5清水屋前、「山車行列」:13:00~/市内中心部)、21日の裏祭りと3日間開催され、祭り期間中は約350店舗の出店が並び大賑わいとなる。
本祭りでの「山車行列」のシンボルにもなっている獅子頭は、酒田大火後の昭和54年、街の発展と災害防止の願いを込め、悪病・災害よけの霊獣として民間信仰の象徴であった大獅子が製作され、現在は大獅子4体、仔獅子4体が祭りを盛り上げる。無病息災の願いを込め、毎年山車行列では親が子供を大獅子の口の中に入れ、噛んでもらおうと集まる。

酒田観光物産協会 「酒田さんぽ/酒田まつり」
http://www.sakata-kankou.com/event/80