100畳敷大凧が雄大に舞い揚がる
大空に100畳敷大凧が舞い揚がる、「2015年 東近江大凧まつり」が、滋賀県東近江市ふれあい運動公園で、5月31日(9:20~15:00)に開催される。
祭りのメインとなる100畳敷大凧揚げのほか、オープニングの20畳大凧揚げ、 全国各地の凧の競演、ミニ大凧コンテストや、ステージショー、各種バザーなども行われ、大勢の人出で賑わう。
様々な意味を持たせて描かれる「判じもん」の図柄
「東近江大凧まつり」は、国の無形民俗文化財にも指定される、江戸時代中期から続く歴史的行事で、過去には畳240枚分の大凧が揚げられ、日本一の大きさを誇る。
「東近江大凧」は、上部に魚・鳥などを墨で描き、下部に赤色文字を書いて意味を持たせる「判じもん大凧」としても有名で、全国にも類を見ない「切り抜き工法」で風の抵抗をできるだけ少なくし、揚げ糸の強度と凧の大きさのバランスをとっていることも特徴。
今年の絵柄は向き合った「燕(つばめ)」の下に「繋」という文字が描かれ、「縁(えん)(燕:えん)あって繋(つな)がる」と読み、人が縁あって出会い、繋がり、ふれあい、絆を深めて互いに成長して豊かな人生を送るようにとの願いを込められている。絵柄は3年に1度新調され、今年は2年目の飛揚の年となる。
(画像は東近江大凧会館「お知らせ/ポスター」より)

世界凧博物館 東近江大凧会館 「東近江大凧まつり」
http://oodako.net/about_festival/index.html