「生きた化石」と呼ばれる生物を集めた特別展
東京・池袋サンシャインシティの「サンシャイン水族館」では、特別展「ジュラシック水族館」が、7月4日から10月12日まで開催される。
大きな進化を見せず、恐竜のいた時代に生きていた祖先の姿形を色濃く残している「生きた化石」と呼ばれる生物を集めた、期間限定の特別展示で、太古の世界を見て、楽しんで、学ぶことができる。
「密林エリア」など3つの“ジュラシックエリア”に分けて展示
「ジュラシック水族館」では、淡水や密林に生息する生物を展示する「密林エリア」、化石と比較しながら生物を展示する「ラボラトリーエリア」、大陸移動説を証明する生物を展示する「パンゲアエリア」の3つのエリアに分かれて展示。
「密林エリア」では、太古の森に迷い込んだかのような草木の生い茂る空間で、展示生物を見ることができ、グリーンイグアナや、イボイモリの仲間、バタフライフィッシュなどの生物や、植物界のシーラカンスとも呼ばれるジュラシックツリーなどを展示。
「ラボラトリーエリア」では、ラボラトリー(研究室)を思わせる空間で、まるで研究者になったような気分で、化石と現代に生きる生物とをくらべて見ることができ、オウムガイやアメリカカブトガニなどの生物や、アンモナイトの群生化石や三葉虫の化石など、他ではなかなか見ることができない貴重な化石も展示される。
「パンゲアエリア」は、「大陸移動説」を証明する生物「アロワナ」を展示したエリアで、太古から現在までの地球の歴史を感じつつ展示物を見ることができる。

サンシャイン水族館 公式サイト
http://www.sunshinecity.co.jp/aquarium/index.html