今年は2年に1度の御神幸を実施
博多の三大祭りのひとつ、筥崎宮放生会が、9月12日から18日までの7日間開催される。
「全ての生命あるものを慈しみ、秋の実りに感謝する」祭りで、その起源は「合戦の間多く殺生すよろしく放生会を修すべし」という御神託によるもので、1000年以上続く最も重要な祭典。
今年は2年に1度の御神幸(御神輿行列)の年にあたり、時代絵巻さながらの行列が繰り広げられる。
神賑わい舞台では演芸奉納が連日楽しめる
放生会では、本殿の例祭や、献菓祭、献茶式など、日々さまざまな神事が行われ、境内の神賑わい舞台では演芸奉納が続く。また、最終日には鯉の放生・鳩の放生などが行われる放生神事を実施。
御神幸は、12日が「御下り(渡御)」で、18:00にお宮を出発、3基の神輿を中心に、4時間近い大行列が繰り広げられる。また、14日が「御上り(環御)」で、19:00に出発し、約1時間の行列となる。
期間中は、ぼんぼり献燈 、池坊いけばな展、放生会チャンポン、放生会おはじき展示なども行われ、参道一帯に数百軒の露店が立ち並ぶ。

筥崎宮 公式サイト
http://www.hakozakigu.or.jp/index.php