雪灯篭と雪ぼんぼりのやわらかな灯りが冬の米沢を彩る
山形県米沢市では、米沢の冬の風物詩「第39回上杉雪灯篭まつり」が、上杉神社境内・松が岬公園一帯で、2月13日・14日の2日間開催される。
夜になると数多くの雪灯篭と、雪ぼんぼり(雪洞)に ろうそくが灯され、やわらかな灯りが揺らぐ幻想的な雰囲気が冬の米沢を包む。
今年は暖冬の影響から、雪が少なく、創作雪像コンテストの中止と雪灯篭基数の削減、また鎮魂の塔を木製製作することで対応。さまざまな新企画や華々しいステージ、あつあつの冬の味覚で来訪者を迎えるとしている。
戦没者の霊を慰め、恒久平和を願う
「上杉雪灯篭まつり」は、深々と降る雪に故人を偲び、現代の平和の礎となった戦没者の御霊に献灯し、「命の尊さと世界の恒久平和を次の世代に伝えていきたい」との想いが込められた祭りで、今回で39回目。
期間中は、白銀の中に幻想的なオレンジ色の光が揺らめく、雪灯篭・雪ぼんぼりや、雪灯篭とは一味違った色鮮やかな光が会場を彩るキャンドルゾーンをはじめ、県内外から集まった美味しいものが盛りだくさんの「テント村物産展」、地元米沢で活躍するパフォーマーを中心に、熱いステージが展開されるステージイベントなどを開催。
また、13日(17:00~)には、「上杉雪灯篭まつり」開催のきっかけとなった、太平洋戦争戦没者の霊を慰める鎮魂の塔で、先人の想いが詰まった鎮魂祭が行われる。

「上杉雪灯篭まつり」 公式サイト
http://yukidourou.yonezawa-matsuri.jp/米沢市 「第39回上杉雪灯篭まつり」
http://www.city.yonezawa.yamagata.jp/4548.htm