2年に1度、広島市開催されるASIFA公認の映画祭
広島市では、「第15回広島国際アニメーションフェスティバル」が、アステールプラザ(広島市中区)にて、8月21日から25日まで開催される。
同映画祭は、国際アニメーションフィルム協会(Association Internationale du Film d’Animation :ASIFA)公認で、2年に1度、広島市で8月に開催。世界でも最高の質と定評のあるコンペティション(公開審査)のほか、今大会は30周年記念大会として、国際名誉会長ブルーノ・ボツェットの特集をはじめ、世界プレミア上映など数多くの日本初の特別プログラムや展示を予定する。
特別プログラム「ブルーノ・ボツェット特集」などを開催
今回のコンペティションでは、74ヶ国・地域から寄せられた2,217応募作品の中から選ばれた、59作品を期間中に上映。6人の国際審査委員により、大会最終日8月25日(月)にグランプリ、ヒロシマ賞など各賞を決定する。また、観客の投票で選ばれる「観客賞」もある。
特別プログラムとして、「ブルーノ・ボツェット特集」(上映とトーク)では、今大会の国際名誉会長を務め、イタリアのアニメーション界の巨匠として今も意欲的に作品を作り続けるブルーノ・ボツェットの作品の一挙上映とトーク。
「広島大会設立30周年記念特別プログラム」(上映と展示)では、広島大会の歴代国際名誉会長を務めたアニメーション界の巨匠たちの作品を一挙上映する「広島大会歴代国際名誉会長特集」や、広島大会の歴代受賞作品を特集して上映する「広島大会歴代受賞作品特集」。広島大会の設立から現在までのあゆみを紹介する「広島大会設立30周年記念特別展」など、30周年を記念した企画を実施。
ほかにも、ハンガリーの優れたアニメーションの数々を、草創期から現代まで一挙上映する「ハンガリー・アニメーション特集」や、近年制作された世界の秀作・話題作を一挙上映する「ベスト・オブ・ザ・ワールド」、広島の精神と心を一つにした、
平和をテーマとする優秀作品を上映する「平和のためのアニメーション」など、多数のプログラムが開催予定となっている。

「広島国際アニメーションフェスティバル」 公式サイト
http://hiroanim.org/