変化し続ける映像表現や技術を、鉄道をテーマに体験
SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ(埼玉県川口市)映像ミュージアムでは、「鉄道」に「映像」を掛け合わせた企画展「鉄道X映像」が、9月6日から12月28日まで開催される。
突進してくる蒸気機関車、路線図から飛び出す鉄道風景、鉄道をテーマにした映像アート作品など、変化し続ける映像表現や技術を、鉄道をテーマに楽しみながら学べ、鉄道の新しい魅力も発見できるという体験型の展覧会。
8つの“鉄道X映像表現・技術”で構成
「鉄道X映像」展は、“鉄道X映像の誕生”、“鉄道Xデータ”、“鉄道X記録”、“鉄道Xカメラワーク”、“鉄道XAR(拡張現実)”、“鉄道Xシミュレーション”、“鉄道X映画”、“鉄道Xメディアアート”の、8つのかけ算で構成された、体験型の展覧会。
“鉄道X映像の誕生”では、120年前のフランス初上映では人びとが仰天してスクリーンの前から逃げ出したといわれる伝説の映像、リュミエール兄弟の「ラ・シオタ駅への列車の到着」を大画面で上映。また「シネマトグラフ」のレプリカも展示される。
“鉄道Xデータ”では、東京大学(廣瀬・谷川研究室)開発のSharelogを紹介。自分のICカード乗車券(Suica、PASMO等)を展示台に置くと、ICカードに記録された鉄道利用記録がビジュアルとなって地図上に現れるという。
“鉄道X記録”では、ミニチュアの列車を路線図に置くと、彩の国デジタルアーカイブ収蔵の貴重な鉄道映像が出現。廃線になった路線や引退した車両など、“あの頃”の鉄道風景を見ることができるなど、映像表現や技術により、時間と空間を超える鉄道の旅が出現する。

SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 公式サイト
http://www.skipcity.jp/