伝統のまつり
激しく揉み合いながら、20メートル近い竹竿の先につけた提灯の火を消し合う“関東の奇祭”と呼ばれる「古河提灯竿もみまつり」が2014年12月6日(土)午後4時~午後9時、古河駅西口おまつり特設会場(茨城県古河市)で開催される。
当日、会場には、高さ約10メートルの矢来が設置される。各団体がぶつかり合いながら、竹竿を持ち激しく揉み合う勇壮な祭りだ。
来場者駐車場あり(古河第二小学校)。午後4時~午後9時30分まで交通規制が行われ、路線バスの停留所が変更になる。車両通行禁止区域など詳細は、「古河提灯竿もみまつり」スペシャルサイトで確認を。
はじまりは江戸時代
もみまつりは、江戸時代、古河藩領にあった野木神社の末社7カ所を神官と村人の一行が訪ね歩き、神体の神鉾を奉納して回る「七郷(しちごう)めぐり」に由来される。
「七郷めぐり」を終えた行列が12月3日未明に帰社する“おかえり”の際、出迎えの人々が寒さをしのぐため、体をもみ合ったのが現在の「古河提灯竿もみまつり」の原型といわれている。こうした由来から、現在でもこの祭りのことを“おかえり”と呼ぶ人は多い。
当日は、午後4時15分からパレード開始。午後5時20分「子供部門」からスタートする「竿もみ」は、午後8時40分まで続く。ほか、伝統芸能の共演も。

第154回「古河提灯竿もみまつり」(PDF)
http://www.kogakanko.jp/「古河提灯竿もみまつり」スペシャルサイト
http://www.kogakanko.jp/chochin/