秋の有田を散策しながらゆっくりと器選び
佐賀県有田町では、“食と器でおもてなし”をテーマに、「第12回秋の有田陶磁器まつり」が、有田町内各所で、11月19日から27日まで開催される。
町内の飲食店では、有田焼の器に、有田の郷土料理の「ごどうふ」や地元の食材を盛り込んだ、秋のメニューを特別に用意。
有田のやきものの歴史を感じる「薪窯巡り」などの催しや、樹齢1000年の大公孫樹(おおいちょう)、泉山磁石場のもみじなどの紅葉スポットなど、春の陶器市とは一味違った秋の有田を散策しながらゆっくりと器選びを楽しむことができる。
400年間受け継がれる有田伝統の薪窯焚きを公開
有田を代表する窯元による夢の響演企画「薪窯巡り」(11月19日・20日)では、今右衛門窯・柿右衛門窯・源右衛門窯・しん窯・深川製磁・有田ポーセリンパークで、薪窯焚きを公開。
普段めったに見ることができない伝統的な技術を間近で見ることができる絶好の機会で、約400年間、受け継がれている有田伝統の薪窯とともに、熟練された職人の手による炎の芸術や煙突から立ち上る煙など、有田ならではの風景が楽しめる。
また、樹齢1,000年、高さ約40m、国の天然記念物に指定されている、泉山弁財天の大公孫樹のライトアップ(11月19日~27日 18:00~20:00)、有田の隠れた紅葉スポットで通常は立ち入ることができない、日本磁器発祥の地・泉山磁石場の一部の特別開放(11月19日~27日9:00~17:00)とライトアップ(11月19日・20日9:00~20:00まで特別開放)など、秋の有田を堪能できる。

有田観光協会 「ありたさんぽ」
http://www.arita.jp/