大型草食恐竜トリケラトプスの進化の謎に迫る
大阪市立自然史博物館では、“大阪市立自然史博物館・長居植物園40周年記念企画”として、特別展「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス ~知られざる大陸ララミディアでの攻防~」(主催:大阪市立自然史博物館、読売新聞社、中央宣伝企画)が、大阪市立自然史博物館ネイチャーホール(大阪市・長居公園内)にて、 2014年3月21日~5月25日の期間で開催される。
現在の北米大陸に生息し、白亜紀最後期の恐竜の一つで、中生代の終わりとともに姿を消したトリケラトプスについて、日本初公開の多数の新しい標本を用いて、その仲間の起源から絶滅までの歴史を、多彩な骨格標本や生態復元モデルを通じて分かりやすく描く。
知っているようで知らない、新たなトリケラトプス像が再発見できる
特別展「恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス ~知られざる大陸ララミディアでの攻防~」は、人気恐竜トリケラトプス、そしてその仲間たちを最新学説に基づき徹底解剖し、知っているようで知らない、新たなトリケラトプス像、そしてその進化の歴史が、再発見できる展覧会。
アジアから移り住んできたトリケラトプスの仲間の劇的な進化の舞台となった、北アメリカ大陸の東西分断によって出現したララミディア大陸をクローズアップ。そこを舞台に多様化し、繁栄していった植物食恐竜トリケラトプスの仲間の起源と進化の謎に迫る。
同展では、ケラトプス科恐竜の頭骨をずらりと展示し、多様化した角とフリルを見比べることができる貴重な機会。ともに生きた恐竜たちも展示し、後期白亜紀に見られたであろう、最大の敵ティラノサウルスと対峙するトリケラトプスのようすも全身骨格でダイナミックに再現するとしている。

読売新聞社 「特別展『恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス』大阪市立自然史博物館」
http://triceratops-ex.com/