世界四大博物館のひとつ~台北 故宮博物院展
「特別展 台北 故宮博物院-神品至宝-」が、2014年6月24日(火)から9月15日(月・祝)まで、東京国立博物館 平成館、本館特別5室(翠玉白菜展示期間のみ)で開催される。
ルーブル美術館、大英博物館、メトロポリタン美術館とあわせて世界四大博物館と称される台北 故宮博物院。来場者数は年間約400万人に上る。台北 故宮博物院展は、これまでアメリカ、フランス、オーストリア、ドイツで開かれており、アジアでの開催は、今回が初となる。
門外不出の至宝が初来日
北宋・南宋・元・明・清代にいたる皇室の趣味、嗜好が色濃く反映された美術品の数々186件が出展される。
なかでも、故宮博物院を代表する作品「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)」は、ひとつの翡翠から掘り出し作られた台北故宮来館者必見の名品。国外での公開は初めて。
そのほか、「青磁輪花碗(せいじりんかわん)汝窯(じょよう)」、中国の幸せを願う刺繍画「刺繍九羊啓泰図(ししゅうきゅうようけいたいず)」、皇帝の玩具箱とも呼ばれる清時代の「紫檀多宝格方匣(したんたほうかくほうこう)」など名品中の名品が展示される。
「翠玉白菜」は、6月24日(火)から7月7日(月)までの限定公開なのでお見逃しなく。なお、同展覧会は、2014年10月7日(火)から11月30日(日)まで、九州国立博物館へ巡回予定。

展覧会公式ホームページ
http://www.taipei2014.jp/東京国立博物館
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1647