「越中おわら節」「越後瞽女唄」など新潟県・富山県の音楽を特集
倉敷市では、「第28回 倉敷音楽祭」が、3月16日(日)~23日(日)の期間で開催される。
同音楽祭では、「市民制作公演」の他、「フェスティバルイベント」として、「地域間文化交流」をコンセプトに、日本各地の特色ある芸能文化を紹介。28回目となる今回は、新潟県・富山県の音楽を特集。「越中おわら節」「越後瞽女(ごぜ)唄」「越中五箇山民謡」など、深い雪に閉ざされる厳しい自然の中から生まれた、哀愁あふれる芸能の数々を紹介する。
「町並みコンサート」や「お琴とお茶の会」なども開催
「フェスティバルイベント」では、倉敷市芸文館をメイン会場に、特集芸能として「越中おわら節」「越後瞽女唄」「越中五箇山民謡」を紹介。
「越中おわら節」では、富山県民謡越中八尾おわら保存会が出演。唄と、三味線、胡弓、太鼓からなる地方の奏でる哀調を帯びた調べにのせて、「豊年踊り」「男踊り」「女踊り」の踊りが繰り広げられ、幻想的な世界へといざなう。
また、「越後瞽女唄」では、萱森直子さん、月岡祐紀子さんが出演。越後の地に引き継がれてきた盲目の女性旅芸人瞽女の、剛直な唄い口と三味線の哀愁あふれる響きを聴くことができる。
他にも、倉敷市芸文館屋外特設ステージ・倉敷川特設水上ステージなどで開かれる「町並みコンサート」、新渓園での「お琴とお茶の会」、倉敷市芸文館北広場での「屋台村」など。
「市民制作公演」では、「ビッグバンドフェス」「日本縦断和太鼓」「倉敷管弦楽団」「アマチュアトップコンサート」「児島市民創作ミュージカル」が予定されている。

倉敷音楽祭 公式サイト
http://arsk.jp/m-fes/index.html