「竹鼻別院のフジ」と「竹鼻まつり」の山車の共演
羽島の春の一大イベント「第23回 美濃竹鼻まつり・ふじまつり」が、4月25日から5月6日まで、竹鼻別院・竹鼻町一帯で開催される。
県指定天然記念物の 「竹鼻別院のフジ」と、県指定重要有形民俗文化財である「竹鼻まつり」の豪華絢爛な山車の共演を見ることができ、2014年は羽島市が市制60周年を迎えることを記念して、全13輌の山車の曳き回しが行われ、よりいっそう雅やかな一大絵巻が繰り広げられる。
羽島市市制60周年を記念し全13輌が揃い曳行
竹鼻別院の樹齢300年を超えるというふじの古木は、「竹鼻別院のフジ」(別名「三尺ふじ」)として親しまれ、1本の巨木から東西に33m、南北に15mの枝を張り、根まわりは2.3mにも及び、開花期には大勢の観光客で賑わう。
祭りのメインイベントとなる「竹鼻まつり山車曳行」は、5月3日、竹鼻中心街一帯にて行われ、山車は13輌の内、濃尾大震災の焼失を免れた約半数は宝暦より天保年間の製作のもの。
大垂れ幕類は鮮明な織り、5輌の唐繰り人形も精緻を極めるなど、全13輌が県指定重要有形民俗文化財に指定されている。「竹鼻まつり」では、半数ずつの隔年交互曳行とされているが、羽島市市制60周年を記念し全13輌が揃う。

羽島市 「第23回 美濃竹鼻まつり・ふじまつり【羽島市制施行60周年記念事業】」
http://www.city.hashima.lg.jp/0000005939.html