「おかね道中記-旅で使う紙幣-」
日本銀行金融研究所
貨幣博物館(東京都中央区日本橋)で、旅行における“お金”に注目した企画展
「おかね道中記-旅で使う紙幣-」が開催される。期間は
2012年11月10日~2013年5月12日。入館料無料。
例えば、古都観光のため東京から京都へ行く場合、旅費が1万3000円(新幹線)、湯豆腐が2000円で、お土産代はいくら……と、旅の記録を書いたことはないだろうか?「おかね道中記-旅で使う紙幣-」では、
古代~明治初期までの旅で、お金がどのように使われていたかを紹介する展示が行われる。
【画像:
あこちゃい】
見た目は“刀”、でも中には“お金”が入った「銭刀」
古代から中世が主に
年貢の運搬や商売のための旅であったのが、
江戸時代後期になると
庶民による寺社参詣・物見遊山の旅が盛んになる。
「わらじ12文、安倍川餅25文、大井川渡し320文」など旅での支払いが記録された道中記
「道中入用帳」や、盗難を避けるためにお金を隠した
「銭刀」、おみやげ屋の様子を描いた
絵画などを通し、昔の人々の旅の様子が垣間見える企画展だ。この機会に、旅とお金を通して、人々とお金の関わりの歴史を学んでみては?

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