東と西が激突「勢多唐橋東西大綱引合戦」
綱引きといえば、子どもの運動会の定番競技だ。しかしこの秋、大人が本気で戦う綱引き「勢多唐橋東西大綱引合戦」が開催される。
「勢多唐橋東西大綱引合戦」は10月19日、勢多唐橋東西大綱引合戦実行委員会が主催の、「瀬田の唐橋」を舞台とした、日本では前例のない幹線道路の橋上での大綱引合戦だ。
また、綱引き合戦に参加する綱武士は全国から募集し、日本の東軍、西軍各100名の戦いとなる予定だ。
(勢多唐橋東西大綱引合戦イメージ)
決戦の舞台「瀬田の唐橋」
天正3年(1575年)、織田信長により「瀬田の唐橋」が現在の位置に架けられ、渡り初めを行った6月12日が瀬田唐橋記念日と制定された。「勢多唐橋東西大綱引合戦」は、その記念イベントとして10月19日に実施される。
「瀬田の唐橋」は滋賀県大津市瀬田の瀬田川に架かっており、日本三名橋・日本三古橋の一つに挙げられている橋だ。
「瀬田の唐橋」は日本のほぼ真ん中の位置する橋であり、古くから京の守護の要として、承久の乱などの歴史上重要な戦いが繰り広げられてきた。「唐橋を制するものは天下を制する」とまで言われた橋の上、東西決戦の地として最適の場所といえる。
戦いに参加する綱武士募集中!
「勢多唐橋東西大綱引合戦」では、瀬田川の東岸と西岸で武将を囲み両軍の睨み合いなどの、戦前の儀式も執り行われる。
西軍の大将は嘉田滋賀県知事で石山寺が城となり、東軍の大将は越大津市長で建部大社が城となる予定だ。
そして、綱引きに参加する武士「綱武士」は地元市民と一般参加があり、一般参加は全国から西軍・東軍を募集する。募集人数は瀬田の唐橋を中心に東の方100名、西の方100名を募集。参加費用は2500円でTシャツなどの進呈があるとのことだ。
この秋の一大イベント、東西の綱引合戦に参戦してみてはいかがだろうか。

「勢多唐橋東西大綱引合戦」HP
http://www.seta-karahashi.com/#tsunahiki