「サンダーバード」で描かれるテクノロジーを、現在の先端科学技術とともに紹介
日本科学未来館(東京・お台場)では、1965年にイギリスで誕生し、もうすぐ50周年を迎えようとしている今も、世代や国を超えて人々を魅了し続ける不朽の特撮作品「サンダーバード」で描かれているテクノロジーを、現在の先端科学技術とともに紹介する「サンダーバード博」(主催:日本科学未来館、フジテレビジョン、東映ほか)を、7月10日~9月23日の期間で開催中。
本編の名場面を、世界初となる3D映像で紹介
「サンダーバード博」では、様々なメカが出動して活躍するお馴染みの本編名場面の映像を、世界初となる3D化し迫力の映像として紹介。現代の映像技術でサンダーバードの魅力を再発見することで、コアファンも満足のシアター体験を演出する。
また、サンダーバードギャラリーでは、サンダーバードがいかにして撮影されたかに迫る特撮セット、撮影シーンの再現をコンセプトにした展示手法やサンダーバード1号から5号の主要メカは勿論のこと、それ以外の人気登場メカなども国内のコアファンの協力により迫力ある展示が実現。更には小松崎茂画伯の人気のプラモデルの箱絵原画、当時製作されたマリオネット等の貴重なサンダーバードコレクションもディスプレイ。さらに、「サンダーバード」に描かれた“未来の暮らし”の印象的なシーンから、夢の暮らしを支えている未来のマシンや技術を取り上げ、現在の日本の先端科学技術やアイディアと比較しながら紹介していく。
「夏休み科学イベント」として新型ASIMOなどを紹介
日本科学未来館では、ほかにも「2013年 夏休み科学イベント」として、Hondaが新型ASIMOを用いて行う「自律型説明ロボット」の実証実験、村田製作所の人気ロボット「ムラタセイサク君」「ムラタセイコちゃん」の展示および関連イベントなど、現在・未来の暮らしに深くかかわる科学技術を紹介する実験やイベント、第一線の研究者とのワークショップやラボツアーなど、子どもだけではなく大人も楽しめる、科学を身近に感じられるイベントを実施。
「新しい知」との出会いを楽しみに出かけてみたら?

日本科学未来館
http://www.miraikan.jst.go.jp/「サンダーバード博~世紀の特撮が描くボクらの未来~」公式ホームページ
http://tbmirai.jp/