日本最大級のペンギン展示施設「ペンギン村」に行こう
公益財団法人下関海洋科学アカデミーが運営する下関市立しものせき水族館・海響館ペンギン村は、2010年3月1日にオープンした日本最大級のペンギン展示施設だ。ペンギン村は亜南極ゾーンと温帯ゾーンの2つのゾーンに分かれている。
注目したいのが、亜南極ゾーンの水槽だ。水量約700t・水深6mと、ペンギンプールとしては世界最大級のものだ。また、水槽内を一望できる全面アクリルガラス部分や、水中トンネルなどがあり、陸上のペンギンの姿だけでなく、泳ぐペンギンの姿を余すとこなく観察できる。
亜南極ゾーンの水槽では、キングペンギン・ジェンツーペンギン・イワトビペンギン・マカロニペンギンの4種のペンギンが展示されている。
下関市立しものせき水族館・海響館ペンギン村はペンギン好きには、うってつけのたまらない施設といえるだろう。
ペンギン村亜南極ゾーンに新イベント「ペンギン大編隊」が登場
世界最大級のペンギンプールのある亜南極ゾーンで新たなペンギン観察イベント「ペンギン大編隊」が登場した。
「ペンギン大編隊」の主役は目の上の白い模様が可愛い中型のペンギンであるジェンツーペンギンだ。水深6mの深く大きい水槽にジェンツーペンギンが飛び込み、群れでの豪快でダイナミックな泳ぎを見せてくれる。
可愛いジェンツーペンギンの野性的で本能的な迫力ある行動を見られるのは、世界最大級のペンギンプールならではのものといえる。
温帯ゾーンのフンボルトペンギンも忘れずに
一方の温帯ゾーンでは、フンボルトペンギンが展示されている。フンボルトペンギンは亜南極ゾーンのペンギンとは違い、南米チリに生息する寒さには弱いペンギンだ。
温帯ゾーンは、そんなフンボルトペンギンの生息地が再現されたゾーンとなっている。波のあるプールや陸部には土、そして自然に近い巣が作り上げられている。これにより、フンボルトペンギンの自然な行動を見ることができるように工夫されているのだ。
温帯ゾーンでも多数のイベントが行われている。飼育エリアに入ってペンギンの調査活動を体験できたり、可愛いペンギンと一緒に写真を撮ったりする体験型イベントが用意されている。
亜南極ゾーンと温帯ゾーンの両方のペンギンと触れ合うことで、より一層ペンギンが好きになるだろう。

下関市立しものせき水族館・海響館
http://www.kaikyokan.com/