世界94の国と地域から3,746作品の応募
ショートフィルム(短編映画)の産業化を推進するため、札幌市及びSAPPOROショートフェスト実行委員会が実施する、第8回「札幌国際短編映画祭 (SAPPORO INTERNATIONAL SHORT FILM FESTIVAL AND MARKET)」が、9月11日(水曜日)~9月16日(月曜日・祝日)の期間で開催される。
今回は、世界94の国と地域から3,746作品の応募があり、その中からオフィシャルコンペティション対象作品、スペシャルプログラム等あわせておよそ200作品の短編映画を上映するとしている。
「ショートフィルム」というジャンルの価値を共有する映画祭
「札幌国際短編映画祭」は、ショートフィルム用の脚本、撮影、編集によって作られた良質の作品を見てもらうことで、“長編映画の短縮版”ではなく、「ショートフィルム」というジャンルがはっきりと存在することを伝え、その価値を共有したいという想いからスタート。2006年の第1回以来、世界120の国と地域から約12,000本の作品が札幌に集まり、延べ4万人がショートフィルムを堪能。「SAPPOROショートフェスト」は、着実に、映画祭として成長してきたという。
同映画祭では、「作品部門」のほかに、「フィルムメーカー部門」として、1人の監督が複数本の作品を45分以内にプログラムして応募出来る、ユニークなエントリー方式(プログラムエントリー方式)を採り、各々グランプリを選出。また、優秀作品には、最優秀監督賞、最優秀男優賞、最優秀女優賞、オーディエンスアワードなども授与される。
短編小説がそうであるように、短編映画もまた切れ味などの優れたものには見るものをうならせる力がある。未来の巨匠の作品と出会うために出かけてみては?

「札幌国際短編映画祭」公式サイト
http://sapporoshortfest.jp/