犬の尺度で建築を捉えなおし新たな建築の可能性を模索
TOTOギャラリー・間(東京都港区南青山)では、「犬のための建築展 ARCHITECTURE FOR DOGS」が、10月25日(金) ~ 12月21日(土)の期間で開催される。
「犬のための建築」は、デザイナー・原研哉氏のディレクションのもと、犬の尺度で建築を捉えなおすことで新たな建築の可能性を模索するという、犬と人間の幸福のための真摯な建築プロジェクト。
2012年11月に公式サイトがオープンし、世界をリードする建築家・デザイナー13組がデザインした「犬のための建築」13作品が、フリーダウンロードできる設計図と共に公開された。
具体的な犬種を特定してデザインされた13作品
「犬のための建築展」では、“アトリエ・ワン×ダックスフンド”、“伊東豊雄×柴犬”、“MVRDV×ビーグル”のように、各々の作品が具体的な犬種を特定してデザインされ、それぞれの建築家・デザイナーの個性もにじみ出ている作品をじっくりと堪能できる。
また第2会場では、「人間と犬のスケールを調整する装置」というコンセプトはそのままに、10数種の形態バリエーションに展開した原研哉氏による「D-TUNNEL」が、実寸大もしくは縮尺模型として初公開されるとしている。
世界の名だたる建築家やデザイナーが考案した、犬と人間の幸福のための建築を見に出かけてみては?

TOTOギャラリー・間 「犬のための建築展」
http://www.toto.co.jp/gallerma/ex131025/index.htm「Architecture for Dogs」 公式サイト
http://architecturefordogs.com/ja/