関門海峡を舞台にした歴史情緒豊かなお祭り
下関市に初夏の訪れを告げる「第31回しものせき海峡まつり」が、姉妹都市ひろば・赤間神宮ほかで、5月2日から4日まで開催される。
関門海峡を舞台に繰り広げられた史実を基にした、歴史情緒豊かなお祭りで、上臈道中が行われる先帝祭や、源平武者行列、源平船合戦、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の再現などが行われる「巌流島フェスティバル」など、豪華で多彩なイベントが繰り広げられる。
3日の上臈道中、源平武者行列などが見どころ
5月2日は、赤間神宮で、源平最期の合戦で壇ノ浦に入水された安徳天皇と平家一門を偲び、追悼祭・筑前琵琶演奏などが行われ、安徳天皇御陵での神事に続き、ご幼帝や二位の尼など平家の女官や武将たちの当時を再現した壮大な時代絵巻が境内に繰り広げられる。
3日は、「先帝祭」が催行され、絢爛豪華な衣装をまとった5人の太夫が、それぞれ稚児・警固・官女・禿を従えて途中の4か所で外八文字披露しながらパレードする「上臈道中」、赤間神宮の水天門から本殿へとかけられた“天橋”を渡り先帝の御霊をお慰めするため上臈参拝を行う「上臈参拝-天橋渡り-」が見どころ。
また、甲冑を身につけた約120名の武者と女官たちが源氏と平家に別れて市内を行進する「源平武者行列」、紅白の旗や幟をたなびかせ、鎧武者が乗り込んだ80隻余りのいくさ船が関門海峡で合戦模様を再現した「源平船合戦海上パレード」が開催される。
4日の「巌流島フェスティバル」では、巌流島憩いの広場で、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の再現や、「ピクニックコンサート」などが予定されている。
(画像は下関市「しものせき海峡まつりのご案内」より)

下関市 「しものせき海峡まつりのご案内」
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/kanko/time_l/