祭りを通じ熊本・大分の震災復興を支援
博多の街中がどんたく一色で湧き返る「第55回博多どんたく港まつり」が、福岡市内一帯で、5月3日・4日の2日間開催される。
「どんたく WITH THE KYUSHU 熊本・大分の復興に向けて」をスローガンに、募金活動やスローガンの入った「のぼり旗」の設置など、地元九州が一体となって被災地である熊本県・大分県を応援するという気持ちをより強くアピールする。
老若男女が思い思いの仮装でシャモジを叩いて町を練り歩く
「博多どんたく」は、来訪者がのべ200万人を超えるという、春のゴールデンウィーク期間中、日本で一番の動員力を誇る祭り。毎年5月3・4日の2日間、老若男女が思い思いの仮装でシャモジを叩いて町を練り歩き、市内に30か所以上作られた舞台、広場で踊りを披露する。
主な催しは、どんたく隊がパフォーマンスを披露しながらパレードを繰り広げる、メイン行事のどんたく広場のパレード(3日・4日)。のべ230団体・23,000人が参加し、大規模なパレードが、明治通り(呉服町 ~天神間)を埋める。4日にはフィナーレとして、観客も飛び入り参加自由の総踊りが行われる。
また、どんたく隊がお祝いの演技を披露する演舞台が、市役所、区役所、商店街等市内34か所に設置され、のべ約520団体・14,000人が参加予定。
さらに、「博多どんたく」のルーツである「博多松ばやし」の三福神(福神・恵比須・大黒)の 三流れと稚児流の合計四流れが市中を祝って廻るほか、はかた駅前のどんたくストリートでは、どんたく隊がさまざまなパフォーマンスを展開。西鉄の花自動車運行などが祭りを盛り上げる。

「博多どんたく港まつり」 公式サイト
http://www.dontaku.fukunet.or.jp/