450年の歴史と伝統を誇る、筑豊の初夏の風物詩
田川市では、福岡県5大祭りのひとつに数えられる、筑豊地区を代表する祭り、「川渡り神幸祭」が、彦山川周辺で、5月21日・22日の2日間開催される。
祭りの由来は、永禄年間(1558年~1570年)、地域に疫病が流行した際、氏神である風治八幡宮にその終息を祈願し、成就のお礼として奉納されたことに始まるものとされ、およそ450年続く、歴史と伝統を誇り、福岡県無形民俗文化財第1号に指定されている。
見どころは、神輿と山笠が川の中で一直線に並ぶ競演会
「川渡り神幸祭」は、風治八幡宮の神様が神輿に乗り、年に1度、川向こうのお旅所まで1泊2日の旅行を行い、各山笠がそのお供をする祭り。日本最大級の大神輿が、5色のバレンで飾り立てた10台余の幟山笠を引具して、彦山川の川瀬を練り渡る勇壮にして豪壮な一大神事です。
見どころは、川渡り競演会で、初日の川渡りにおいて、神輿2基を中央に据え、各山笠が川の上流から下流まで一直線に並ぶ。山笠を前後に揺らす「がぶり」に大歓声があがる。
お旅所は、彦山川の右岸にあり、風治八幡宮・白鳥神社の両神輿は川を渡り、ここで1泊する。神輿とともに山笠も泊まり、夜間はライトアップさた明かり川面に映え、祭りの夜を彩る。

風治八幡宮 公式サイト
http://fuuji.net/川渡り青年友志会 「川渡り神幸祭」
http://kawawatari.com/