新潟に夏の訪れを告げる祭り
新潟で一番早く行われる夏まつり、「まき夏まつり」が、西蒲区巻本町通り周辺で、6月17日から19日までの3日間開催される。
巻神社の例大祭に合わせ開催される祭りで、「やかたおけさ」「巻甚句」を踊る民謡流しから始まり、江戸時代から続く神輿渡御、山車、花火大会などが繰り広げられ、迫力ある「やかた竿燈」が祭りを締めくくる。
祭りのフィナーレを盛り上げる、やかた竿燈
主な行事予定は、17日が(前夜祭)鼓隊パレード(18:45~)、民謡流し(19:30~)。18日が音楽パレード(13:05~)、山車、神輿渡御(13:50~)、花火大会(20:00~)。19日が米百表パレード(13:35~)、山車、神輿渡御(13:50~)、やかた竿燈(18:30~)など。
やかた竿燈は、1975年に秋田竿燈を原型として誕生し、神輿と竿燈の要素を取り入れたもので、いまでは祭りの中心的な行事のひとつ。
巻神社において威かなお祓いを受け、夕暮れの街に出陣。担ぎ手による勇壮な「もみ」、乗り手の華艶さ(女性)と威勢よさ(男性)、夕闇に映える色とりどりの提灯の幻想的な灯りなど多くの魅力がある。
中でも「もみ」は必見で、各団体の担ぎ手が「縦もみ」「横もみ」「回しもみ」「波もみ」などを披露します。また、巻地区の伝統芸能である越王太鼓との共演も壮観で、祭りのフィナーレを盛り上げる。

巻観光協会 「まき夏まつり」
http://maki-niigata.com/matsuri.html「まきやかた竿燈」 公式サイト
http://yakata-kantou.sub.jp/index.htm