熱田神宮で一番大きなお祭り
名古屋に夏の訪れを告げる「熱田まつり」が、熱田神宮で、6月5日に開催される。
天皇陛下のおつかい(勅使)が参向され、御幣物の奉納、御祭文の奏上があり、皇室の弥栄・国の平安が祈念される、同神宮の祭典中最も重要かつ荘厳なお祭りで、さまざまな奉納行事が境内所狭しと催され、約25万人という人々が参拝し、終日賑わう。
献灯まきわらや花火などの奉納行事が行われ数多くの露店も並ぶ
「熱田まつり」は、「尚武祭(しょうぶさい)」とも称される、熱田神宮の例祭で、献灯まきわら・花火・武道・献茶・献花などの奉納行事が行われるほか、参道とその周辺には約250店もの露店も並ぶ。
献灯まきわら(17:30~20:30)は、東門(白鳥学区)・西門(船方・千年両学区)に各2基、南門(大宝学区)に1基の計5基が飾られ、1年の月数と日数をあらわす提灯に火が点り、夕闇の中に絢爛豪華な姿があらわれる。また、櫓の中では里神楽が奏でられる。
花火(音玉:9:30~10:10、18:30~18:45、色玉:19:40~20:30)は、神宮公園(境外)で約1,000発を打ち上げ。神楽殿での献茶祭や献花式、文化殿での、熱田芸能連盟による舞踊・民踊・剣舞・詩吟・フラダンスや、尾張新次郎太鼓・熱田神宮太鼓教室の演奏、素人のど自慢コンクール、拝殿前での、愛知県棒の手保存会連合会会員約150名による演武奉納などが予定されている。

熱田神宮 公式サイト
http://www.atsutajingu.or.jp/jingu/