日本一のロングランの盆踊り
岐阜県郡上市では、“郡上二大おどり”とされる、「郡上おどり」と「白鳥おどり」が、7月から9月にかけて、郡上八幡と白鳥の各所で開催される。
「郡上おどり」は、約420年の歴史があり、江戸時代に士農工商の人心の安定と融和を図るために奨励され盛んになったと言われ、7月中旬から9月上旬まで約30夜開催。
また、「白鳥おどり」も、約400年の歴史がある伝統的な盆踊りで、7月中旬から8月下旬のおどり納めまで約20夜にわたり行われる。
クライマックスは翌朝まで踊り明かす徹夜踊り
「郡上おどり」は、代表曲の「かわさき」をはじめ、「春駒」、「三百」など10種類の踊りがあり、すべて国の重要無形民俗文化財に指定されている。
踊り会場はひと夏で市街地を一巡。地元の人といっしょになって踊り、お囃子と下駄の音、それに川のせせらぎが重なって山あいにこだまする夏の夜の風情に浸ることができる。盂蘭盆会の8月13日から16日までの4日間は、翌朝まで踊り明かす徹夜踊りで賑わう。
「白鳥おどり」は、神社の拝殿にキリコ灯籠を吊り下げて踊る、盆踊りの原型とも言われる、国選択無形民俗文化財の「拝殿踊り」を行うのも特徴。8月13日から15日までの、徹夜踊りおどりでは、地元の人や全国から集まった踊り好きが夜を通して踊り明かす。

郡上市観光連盟 「郡上満喫/郡上二大おどり」
http://www.gujokankou.com/about/about02/about02-01郡上八幡観光協会 「郡上おどり」
http://www.gujohachiman.com/kanko/odori.html白鳥観光協会 「白鳥おどり 日程表」
http://shirotori-gujo.com/html/odori.htm