三河の手筒花火と打上げ花火の競演
愛知県豊橋市の夏の風物詩、「豊橋祇園祭」が、吉田神社などで、7月15日から17日までの3日間開催される。
勇壮な手筒花火の奉納、豊川にあがる1万2000発の花火大会、頼朝行列・神輿渡御などが行われ、多くの人出で賑わう。
江戸時代から全国に知られた花火大会
主な行事予定は、15日の宵祭では、吉田神社が発祥の地とされ、450年余の歴史を誇る手筒花火が氏子の人々により奉納される“神前放揚”を実施。さらに、手筒花火と同じ形状で台の上に固定したままあげる大筒や、乱玉も打上げられ、神事に華を添える。
16日の前夜祭では、江戸時代より「三州吉田の花火祭り」として全国にその名をうたわれた、清流豊川の水面を埋め尽くす大花火大会を開催。
川に浮かべた台船からあげる仕掛け花火はじめ、川岸の3箇所に設置された打上げ花火が盛大に打上げられ、大会終了までの2時間、常にどこかで途切れる事なく花火があがる。豊川河川敷での全長140mに及ぶ大スターマインは、豊橋祇園祭の花火大会ならではの見どころとなっている。
17日の本祭では、笹踊りや頼朝行列、饅頭配り、神輿渡御などが古式ゆかしく執り行われる。

豊橋祇園祭奉賛会 「豊橋祇園祭」
http://www.toyohashigion.org/