祇園囃子が鳴り響き、祭り一色に染まる
京都・八坂神社の祭礼で日本3大祭りに数えられる、「祇園祭」の山鉾巡行が、7月17日(前祭)・7月24日(後祭)に開催される。
各山鉾町で山鉾が飾られ、祇園囃子が奏でられる宵山(前祭:14日~16日、後祭:21日~23日)と、メインイベントの山鉾巡行を楽しむため、世界中から見物客が訪れ、京都の街は祭り一色に染まる。
山鉾巡行の見どころ、「辻廻し」
「祇園祭」は、約1100年、前疫病の退散祈願をしたのが始まりとされ、7月1日の吉符入から31日の疫神社夏越祭まで、約1か月に亘って各種の神事・行事が催される。
山鉾巡行は、神事の中心となる神幸祭(17日)と還幸祭(24日)に合わせて行われ、豪華絢爛で国際色豊かな懸装品で飾られた山や鉾は動く美術館ともいわれ、交差点で向きを変える「辻廻し」は見もの。
17日には、長刀鉾を先頭に鉾9基、山14基の合計23基が、また、24日には、橋弁慶山を先頭に鉾1基、山9基の合計10基が、各町を出発し祇園囃子も賑やかに京都の街を巡行。
後祭では、花傘巡行も行われ、花傘10基余りと児武者等 、祇園太鼓、鷺踊、花街の芸舞妓さんなど総勢1000人の行列が、八坂神社から中心街を巡る。

京都市観光協会 「祇園祭」
https://www.kyokanko.or.jp/gion/index.html八坂神社 公式サイト
http://www.yasaka-jinja.or.jp/