短編アニメのコンペティションなど、多数のプログラムを展開
2年に1度、広島市で開催される、国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)公認の映画祭、「第16回広島国際アニメーションフェスティバル」が、広島市中区のJMSアステールプラザで、8月18日から22日までの5日間開催される。
アヌシー、オタワ、ザグレブと共に、世界4大アニメーションフェスティバルのひとつとされ、アカデミー賞公認の映画祭。
世界各国・地域から応募される最新の短編アニメーション作品から公開審査によりグランプリ等の優秀賞を選定するコンペティションのほか、国内外の優れた作家の特集、長編作品などを上映する特別プログラム、セミナー、シンポジウム、ワークショップ、展示、エデュケーショナル・フィルム・マーケットなど、多数のプログラムが予定されている。
特別プログラムではジャン・フランソワ・ラギオニを特集
コンペティションでは、78か国・地域から寄せられた2,248応募作品の中から、1次選考審査を通過した60作品を上映。
グランプリ、ヒロシマ賞、デビュー賞、木下蓮三賞、観客賞などが選ばれ、世界の巨匠、未来の巨匠の作品が競演し、各国から出席するコンペティション監督と共に、映画祭の醍醐味を味わうことができる。
特別プログラムでは、今大会の国際名誉会長を務めるジャン・フランソワ・ラギオニ(フランス)短編作品特集(上映とトーク)、同氏の不朽の名作である、長編「グウェン」の特別上映。
今夏、長編「ファインディング・ドリー」と共に公開予定のピクサー最新短編作品「PIPER」の上映と、Alan Barillaro監督とMarc Sondheimerプロデューサーによるメイキング・セミナー。
チェコの人形アニメーション・特撮の巨匠カレル・ゼマンの人生と作品とその類い希な才能を追うドキュメンタリー作品「Film Adventurer Karel Zeman」(2015年制作)の上映などとなっている。

「第16回広島国際アニメーションフェスティバル」 公式サイト
http://hiroanim.org/index.php