テーマは、“虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅”
愛知県で2010年から3年ごとに開催されている国際芸術祭、「あいちトリエンナーレ2016」が、愛知芸術文化センターをはじめ、名古屋市美術館、名古屋市・豊橋市・岡崎市の各まちなか会場で、8月11日から10月23日までの74日間開催される。
3回目となる「あいちトリエンナーレ」のテーマは、“虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅”。現代美術を基軸としながら、ダンスやオペラなどの舞台芸術も展開するなど、さまざまなプログラムが予定されている。
現代行われている芸術活動を複合的に紹介
「あいちトリエンナーレ」は美術、映像、音楽、パフォーマンス、オペラなど、現代行われている芸術活動をできる限り複合的に扱おうとする稀有な国際芸術祭。
国内外のさまざまな地域から多様なジャンルの100組以上のアーティストが集結。先端的な現代アートによる祝祭感あふれるフェスティバルを展開する。
現代美術では、国内外から80組のアーティストが出品し、愛知県美術館を含む愛知芸術文化センターを中心に、名古屋、豊橋、岡崎市内のまちなかでも広域に展開し、最先端の現代美術を紹介。
映像プログラムでは、「旅」をテーマにした国内外の映像プログラムを、8月19日から9月11日まで、愛知芸術文化センターを中心に上映する。
舞台芸術では、 国内外から10団体が参加し、ダンス、音楽等を上演するほか、ワークショップも実施。会期を通して作品を上演し、特に10月の「レインボーウィークス」には、週末に集中して作品を上演する。
また、普及・教育プログラムとして、子どもや一般の人々が創作を楽しめる場を設ける「創作プログラム」や、作家や作品についての理解を深めるため、国際展のガイドなどを実施する「鑑賞プログラム」、参加アーティストによるトークなどの「レクチャープログラム」などを実施する。

「あいちトリエンナーレ2016」 公式サイト
http://aichitriennale.jp/index.html