花火師がその技を競う権威ある競技会
全国の花火師が技を競い合う、「第90回全国花火競技大会・大曲の花火」が、秋田県大仙市の雄物川右岸河川敷(大曲花火大橋下流)で、8月27日に開催される。
内閣総理大臣賞・経済産業大臣賞・中小企業庁官賞・文部科学大臣奨励賞が授与される権威ある競技会で、創造性豊かな花火が夜空を彩る。
最高の栄誉となる内閣総理大臣賞を目指す
「全国花火競技大会」は、昼花火の部では5号玉5発、夜花火の部では10号玉(尺玉)2発と創造花火により、参加28社の花火師によりその技が競われる。
昼花火の競技は、全国でも大曲の花火だけとなり、煙竜(煙物)や割物で競技を行う。煙竜(煙物)は夜の光の代わりに色煙(紅・黄・青・緑・紫など)を駆使して空に模様を描き出す。
10号玉の部では、「芯入割物の部」と「自由玉の部」の2発が打ち上げられ総合点で評価。技術伝統を誇る究極の花火列伝となっている。
創造花火の部は、大曲全国花火競技大会から全国で初めてとり入れられた花火で、打ち上げ花火にテーマをもうけて形態・色彩・リズム感・立体感など、花火師の創造性を追求したもの。
最高の栄誉となる内閣総理大臣賞は、夜花火の部において、創造花火・10号玉2発を総合的に審査した結果、最も優秀と認められる花火を作った花火師に贈られる。
また、競技以外にも大会提供花火として特別プログラムが予定され、ワイドスターマインは、毎年大会の大きな見どころのひとつとなっている。

「全国花火競技大会・大曲の花火」 公式サイト
http://www.oomagari-hanabi.com/index.html