町をまるごと一つの美術館に見立て現代アートを展示
和歌山県の九度山町では、「くどやま芸術祭2016」が、町内各所で、9月3日から10月2日までの1か月間開催される。
町をまるごと一つの美術館に見立て、町のいたるところに点在するアートを探しながら九度山町を巡ることを目的としたイベントで、九度山の豊かな自然、そして古くから培われてきた文化や世界遺産を有した町並みと、その中に融合する現代作家によるアートを楽しむことができる。
毎週末はライブペイントなどのイベントを開催予定
九度山町は、高野山へと続く道の起点でもあり、古い趣のある町家が並び、世界遺産や真田幸村ゆかりの史跡等、歴史遺産に恵まれた町。
「くどやま芸術祭」は、今回が初開催で、招待作家展として現代作家アーティスト22名、また、公募作家展として公募にて決定したアーティストの作品が、世界遺産の慈尊院や、まちなかの古民家、カフェなどに展示される。
また、毎週末はイベントを開催予定で、ライブペイントショー、ワークショップ、くどやま手作り市、アーティストと歩いて巡るくどやま芸術祭、似顔絵、紙芝居などを予定。ほとんどのイベントが参加無料、事前予約なしで、気軽に参加できる。

「くどやま芸術祭」 公式サイト
http://kudoyama-art.com/