自主映画のコンペティション「PFFアワード」
「第38回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)」が、東京国立近代美術館フィルムセンターで、9月10日から9月23日まで開催される。
"映画の新しい才能の発見と育成"をテーマに、1977年にスタートした映画祭で、メインプログラムのコンペティション部門「PFFアワード2016」のほか、招待作品部門では、注目作品の上映や映画講座などが実施される。
今年も東京のほか、京都、神戸、名古屋、福岡で開催予定となっている。
招待作品部門では、熱狂の8mm映画の歴史「8ミリ・マッドネス!!」
「PFFアワード2016」では、応募総数483本の中から厳正なる審査を経て選ばれた20作品を上映。映画祭最終日に、表彰式を開催し、最終審査員らからグランプリ等各賞が発表される。
招待作品部門では、注目を集める人・作品が登場する「オープニング/クロージング」、第一線で活躍する監督たちの原点とも言える8mm自主映画を、21世紀のデジタル技術により英語字幕つき世界巡回企画として実現した「8ミリ・マッドネス!!」。
過去の公開作、映画祭上映作など、一度はチャンスのあった作品を再び蘇らせる「傑作発見!」、もっと知っておきたい映画のノウハウを、講座形式で公開する「映画のコツ」、ヌーヴェル・ヴァーグの名匠を偲ぶ「追悼 ジャック・リヴェット。女優の魔術師」を予定。
「8ミリ・マッドネス!!~自主映画パンク時代~」では、石井聰亙(岳龍)、園子温、塚本晋也、矢口史靖ら、第一線で活躍する監督たちの原点とも言える8mm自主映画を、21世紀のデジタル技術により英語字幕つき世界巡回企画として実現したもの。“PUNK”というキーワードでセレクトされた11本の8mm映画を観ることができる。

「第38回PFF」 公式サイト
http://pff.jp/38th/