高野山を舞台に、歴史と文化、自然を体感できるイベント
金剛峯寺では、開創以来1200年、悠久の聖地、高野山を舞台に、歴史と文化、自然環境を体感できる「六波羅蜜」を、金剛峯寺別殿・奥殿・蟠龍庭、高野霊木之家・高野山ギャラリー、高野山霊宝館、奥之院参道・高野山寺有林で、10月8日から10日まで開催される。
夜想匤(コンサート・声明)、にじいろ写経、はじめての御朱印講座、森林セラピー、高野七弁天めぐりなど、僧侶の修行のエッセンスを感じることができるさまざまなプログラムが予定されている。
千年の森で、自然を通して安らぎを体感
夜想匤(8日事前申し込み・当日受付/金剛峯寺奥殿)では、ライトアップされた蟠龍庭をバックに、通常非公開の奥殿にて、アンサンブル「Sakura」による木管四重奏と声明、御詠歌の公演を開催。
にじいろ写経(8日・9日当日受付/金剛峯寺別殿)では、7つの神仏、それぞれのお名前をそれぞれ7色の筆で写し(仏名写経)、願い事に合わせて、神仏を選び、実際に高野山に点在する神仏にお参する。
はじめての御朱印講座(8日・9日当日受付/金剛峯寺別殿)では、僧侶が実演をまじえながら、御朱印の歴史や意味についてレクチャー。また、はじめての家宝暦講座(8日・9日/金剛峯寺別殿)では、密教経典、宿曜教を元に作られた「高野山家宝暦」をつかい、僧侶が歴史や見方を説明する。
森林セラピー(9日事前申し込み/奥之院参道・高野山寺有林)では、専門のインストラクターが同行。奥之院参道で歴史的文化を学びながら森を歩き、木々のかおり、鳥のさえずり、風の感触、木漏れ日など、世界遺産高野山、千年の森で、自然を通して安らぎを体感することができる。

金剛峯寺「六波羅蜜」 特設サイト
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