昼間とは趣が異なった幻想的な藤色の世界が楽しめる
北方文化博物館(新潟市江南区)では、樹齢150年という大藤棚の夜間ライトアップが、5月1日から16日(18:00~20:00)まで開催される。
ライトアップ期間中、博物館は通常通り9:00~17:00まで開館し、閉館後、18:00よりライトアップの開場となり、昼間とは趣が異なった、夕空に浮かび上がる幻想的な藤色の世界を楽しむことができる。
「ジャパネスクな宵のコンサート」「藤Jazzコンサート」も開催
北方文化博物館は、越後の大地主伊藤文吉氏の旧日本邸で明治15年から22年まで8年の歳月をかけて造られたもの。
敷地8,800坪(29,100平方メートル)、建坪1,200坪(3,967平方メートル)、部屋数65の純日本式住居で、まわりには、土塁を築き塀を建て、濠をめぐらし、土蔵造りの門、総けやき造り唐破風の大玄関など、「豪農の館」と呼ぶにふさわしい豪壮さを備え、回遊式庭園では四季折々の風情を楽しむことができる。
ライトアップ期間中は、大藤棚のライトアップ特別企画「ジャパネスクな宵のコンサート」(5月6日 19:00~20:30)、「藤Jazzコンサート」(5月9日 17:00~、19:00~)も予定。
「ジャパネスクな宵のコンサート」は、狩野泰一(篠笛)&福居典美(津軽三味線)、ゲスト:高橋理香(箏)によるコンサート(会場:大広間、有料)。「藤Jazzコンサート」は、キャンドルジャズバンドによるジャズコンサート(会場:西門広場ステージ、無料)となっている。

北方文化博物館 公式サイト
http://www.hoppou-bunka.com/index.html