記録映画など目に触れる機会の少ない良質な映画に光をあてる
湯布院町(大分県由布市)では、「第18回 ゆふいん文化・記録映画祭」が、湯布院公民館で、6月26日から28日までの3日間開催される。
劇映画を上映する「湯布院映画祭」とは別の、文化、教育、科学、記録映画の映画祭で、映画の上映の他にゲストトークや懇親会なども開かれ、目に触れる機会の少ない良質な映画に光をあてる。
第8回松川賞受賞作品「狛犬の棲む里」上映
プログラムは、6月26日(前夜祭)が、福島第一原発事故により避難を強いられている、福島県双葉町を追ったドキュメンタリー映画、「フタバから遠く離れて 第二部」(18:30~20:30・監督:舩橋淳/2014年/114分/カラー)。
27日が、国立近代フィルムセンターに保存されている貴重で珍しい昔のフィルム映像を見ながら、映画保存の専門家に話を聞く「記録映画の保存と活用を考える vol.3」(10:00~11:40/ゲスト:東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員 とちぎあきらさん)。
第8回松川賞受賞作品「狛犬の棲む里」(12:10~13:15・制作:桂俊太郎/2014年/47分/カラー)。ドキュメンタリー制作の現場で、その道を究めてきた職人の話を聞くゲストトーク「ドキュメンタリー映画 職人講座」(13:15~14:25/ゲスト:日本映画・テレビ編集協会理事長 鍋島惇さん)などとなっている。

「ゆふいん文化・記録映画祭」 公式サイト
http://movie.geocities.jp/nocyufuin/home.html