例祭諸行事や、各種奉納行事を連日開催
東京・赤坂の日枝神社では、江戸3大祭りのひとつ「山王祭」が、6月7日から17日までの11日間開催される。
最も重要な祭儀とされる「例祭奉幣~皇城鎮護・都民平安祈願~」(15日)をはじめ、「夏越稚児行列」(13日)、「大祓 茅の輪くぐり~山王御祓並鎮火祭~」(14日)などの例祭諸行事や、各種奉納行事が行われ、多くの人出で賑わう。
「神幸祭」は2年に1度、西暦の偶数年のみ
「山王さま」の愛称で知られる日枝神社は、江戸時代、徳川将軍の産土神として、江戸一の大社で、「山王祭」は、江戸城内に入御した御神輿を、三代将軍家光公以来、歴代の将軍が上覧拝礼する「天下祭り」 と称され盛大をきわめた祭り。
「山王まつり」の最大の盛儀で、都心を舞台に華麗な王朝絵巻を展開する「神幸祭」は、西暦の偶数年にのみ執り行われ、今年は行われない。
主な行事では、「納涼大会」や「茅の輪くぐり」「稚児行列」などが行われ、「納涼大会」(6月13日~15日 18:30~20:00)では、楽しい夜店も出て、普段は静かな境内に奉納提灯が所狭しと掲げられ、明々と照り映える中で、近隣から浴衣がけの人々も集まり歌と踊りで盛りあがる。

日枝神社 「山王祭」
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