「江戸を遊ぶ-江戸のもくろみ」をテーマに多彩なプログラムを予定
アートを通じて隅田川を取り巻く様々な環境の一層の向上を目指す、「すみだ川アートプロジェクト2015」が、アサヒ・アートスクエアをメイン会場に、6月13日から7月31日まで開催される。
2015のテーマは「江戸を遊ぶ-江戸のもくろみ」。「開幕縁日」からはじまり、会期中は、多彩なゲストとともに「今昔のもくろみ」を楽しむ「もくろみの日」や、楽器をつくるワークショップ、音楽家・大友良英が仕掛ける音楽プログラム「アンサンブルズ・パレード」、最終日の夜祭り「大楽まつり」など、多彩なプログラムが予定されている。
隅田川に着目し、2089年までの80年間、長期的に取り組むアートプロジェクト
「すみだ川アートプロジェクト」は、アサヒビールがCSR・環境活動の一環として、重要な地域資源である「隅田川」に着目し、2009年から2089年までの80年間、長期的かつ継続的に取り組んでいるアートプロジェクト。「白魚が棲み、人々が泳ぎ遊べるような隅田川に再びなるために」、多くのアーティストと市民が一緒になって、みんなでつくり、みんなで楽しむ“川の手文化の発信”を続ける。
今年は、メイン拠点となるアサヒ・アートスクエアに、江戸の人々が集い何かを「目論んだ」場所として、船宿や密談の場をイメージした空間開設。連日、隅田川や江戸に着想を得た多彩な「もくろみ」のプログラムが催される。
会期中最大の催しである「アンサンブルズ・パレード/すみだ川音楽解放区」(7月19日/アサヒグループ本社ビル周辺)では、音楽家の大友良英氏を中心に、演奏しながらの練り歩きや参加者全員で楽しむ即興演奏のほか、アーティストによるライブも実施。フードとドリンクを味わいながら、最後はオリジナルの「すみだ川音頭」をはじめ盆踊りをみんなで踊り盛り上がる。

「すみだ川アートプロジェクト」 公式サイト
http://ab-srap.com/