木彫り山車や装飾山車など30数基が会場をうめつくす
“熱海が一番熱い夜”「こがし祭り山車コンクール」が、国道135号(渚町・昭和町・銀座町・東海岸町付近)を会場に、7月15日(18:30~21:30)・16日(18:30~21:00)に開催される。
来宮神社例大祭の一環として行われる行事で、木彫りや、その年の名物をかたどった装飾山車など、30数基が会場をうめつくす。
こがし祭りでは、御神幸行列が時代絵巻を再現
来宮神社例大祭は、海辺で神様に「麦こがし」を供えたと云う故事から、別名「こがし祭り」とも云われ、14日に宵宮祭が執り行われ、15、16日はさまざまな神事、行列が行われる。
16日の神幸祭では、来宮の神々を御鳳輦(ごほうれん:神輿)に乗せ、町に降り、神々に供奉する宮司・神官をはじめ、総代・神役など御神幸行列が、壮大な時代絵巻を再現。
昼にサンビーチで行われる「御鳳輦浜降り」は、祭りの見どころのひとつで、御鳳輦に鎮座する来宮神社の神々を奉仕者達が担ぎ上げつつ、浜から海中に入る神事。故事に基づき、御神体が海から流れ着いたという浜で行われ、古来より代々継承されている。
15日・16日の夕方からは各睦会の神輿や、氏子町内などの山車が、鉦(かね)・笛・太鼓でお囃子を奏でながら、各町内から東海岸町の審査会場へ繰り出し、熱海の町を祭り一色に盛りあげる。

熱海市観光協会 「こがし祭り山車コンクール」
http://www.ataminews.gr.jp/kogashi/index.html