江戸の風情を今に伝える
東京・下町の夏の風物詩、入谷の朝顔市と浅草のほおずき市が開催される。
7月6日から8日は「入谷朝顔まつり」が、入谷鬼子母神(真源寺)周辺にて、また、7月9日・10日には浅草寺境内で「四万六千日 ほおずき市」が開かれ、売り子たちの呼び声が飛び交い、多くの人出で賑わう。
数多くの露店が軒を連ね下町の華やぎを見せる
「入谷朝顔まつり」は、明治初期、入谷の十数件の植木屋が朝顔作りを始め、明治中期になると鑑賞用として広く知られるようになったが、その後都市化の波と共に大正2年に途絶え、昭和23年、地元有志により復活。今年で66年目を迎える。入谷鬼子母神や言問通りには、120軒の朝顔業者と100軒の露店(縁日)が軒を連ね、毎年40万人という人出で賑わう。
「四万六千日 ほおずき市」は、7月9日、10日に浅草観音に参拝すれば、1日だけで4万6000日お参りしたのと同じご利益があるとされる浅草寺の「四万六千日」のご縁日にちなんで開かれ、境内にほおずきを売る店が約120軒も並び、下町の市らしい華やぎを見せる。

「入谷朝顔まつり」 公式サイト
http://www.asagao-maturi.com/index.php浅草寺 公式サイト
http://www.senso-ji.jp/