1か月にわたり各種の神事・行事が繰り広げられる
京都の夏を華麗に彩る日本3大祭りのひとつ「祇園祭」が、 7月1日から31日までの1か月間開催される。
1000年以上の伝統を有する八坂神社の祭礼で、1日の吉符入りに始まり、宵山、山鉾巡行、神幸祭等、各種の神事・行事が繰り広げられ、7月31日の疫神社夏越祭で終わる。
平成26年から前祭と後祭の2度の山鉾巡行が復興
祭りのハイライトは、豪華絢爛な装飾を施した「曳山」「鉾」など各種の山車の巡行で、平成26年から前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)の2度の巡行が49年ぶりに復興した。
17日の前祭巡行では、長刀鉾を先頭に前祭の鉾9基、山14基が各町を出発し祇園囃子も賑やかに、四条烏丸 (9:00分)から新町御池(11:25)までの所定のコースを巡行。
また、24日の後祭巡行では、橋弁慶山を先頭に後祭の鉾1基、山9基が各町を出て、烏丸御池(9:30)から四条烏丸(11:22) まで所定のコースを巡行する。
また、宵山(前祭宵山:7月14日~7月16日、後祭宵山:7月21日~7月23日)では、各山鉾町の駒形提灯に灯がともり、鉾からは祇園囃子が流れ、町会所などには山鉾の人形・織物・金具などが美しく飾られ、祭り気分に浸ることができる。

京都市観光協会 「祇園祭」
https://www.kyokanko.or.jp/gion/index.html