池の水面にプロジェクションにより映像を映し出す
佐賀県武雄市の御船山楽園では、15万坪の日本庭園を、竹灯篭の柔らかな和の灯火で彩る「納涼~竹あかり~」が、7月17日から8月31日(19:30~22:00)まで開催される。
今年は御船山楽園の池の水面に、プロジェクションにより映像が映し出される、世界初という池のアートも登場。竹灯篭の散策路、ライトアップされた木々と御船山と、幻想的な光の空間が楽しめる。
5000個の竹灯篭が夏の宵を演出
御船山楽園は、武雄藩第28代領主・鍋島茂義公が別荘を設けるため、約3年の歳月を費やして1845(弘化2年)に完成させた壮大な池泉回遊式庭園で、御船山の断崖を背景に、四季折々に見事な景観を見せる。
「納涼~竹あかり~」では、庭園下部は池の周辺の散策路を中心に、庭園上部はツツジ谷周辺を中心に約5000個の竹灯篭を設置。ハスの花のモチーフや、光のカーテン、7色灯篭などのオブジェが夏の宵を演出する。
池のアートはチームラボによる作品で、御船山楽園の池の水面に、映像を映し出し表現し。水面はセンシングされ、映像は、池に浮かんで進む小舟とインタラクティブに変化していくという。

御船山楽園 公式サイト
http://www.mifuneyamarakuen.jp/