「大蛇山」が、火煙を吐きながら街を練り歩く
大牟田の勇壮な夏まつり、“おおむた「大蛇山」まつり”が、大正町通り(大正町おまつり広場) をメイン会場に、7月25日・26日の2日間開催される。
長さ約10メートル、高さ5メートル、重さが最大3トンもある何台もの「大蛇山」の山車が、火煙を吐きながら街を練り歩く姿は圧巻で、数多くの人出で賑わう。
クライマックス「大蛇山大集合パレード」では13基もの大蛇が勢揃い
「大蛇山」は、大牟田市三池地区において江戸時代中頃に始まった祇園社祭礼行事で、蛇や龍を水の神の象徴とする「水神信仰」と祭神を悪病よけや農業の神とする「祇園信仰」が絡み合い、祇園のお祭りに大蛇が取り入れられたものとされる。
おまつり広場での主な行事予定は、25日が、オープニングセレモニー17:00~の後、ちびっこ総踊り(17:10~)、一万人の総踊り(17:50~)、祇園六山巡行・競演・御止・かませ(19:10~)。祇園六山巡行では、笛や太鼓の音、代々に伝わるお囃子が響きわたる中、祇園六山の勇壮な大蛇山が花火と煙を噴き上げながら行進する。
26日が、炭坑節競演会(16:10~)、ちびっこ大蛇・ちびっこみこし(17:00~)、大蛇山大集合パレード(18:00~)。炭坑節競演会では、個性豊かなストリートパフォーマーが炭坑節をアレンジして競演。大蛇山大集合パレードでは、市内外から13基もの大蛇が勢揃いし、迫力あるパレードを繰り広げ、祭りは熱気に包まれる。

おおむた「大蛇山」まつり 公式サイト
http://www.omuta-daijayama.com/index.html