大小の神輿が御座船に乗せられて瀬田川を巡航
湖都大津夏の風物詩、「船幸祭」が、瀬田の唐橋周辺で、8月17日に開催される。
近江一の宮「建部大社」の例祭として執り行われるもので、17日の本祭には、建部大社から川岸まで巡行した大小の神輿が御座船に乗せられて瀬田川を巡航。
夕闇のなか、川岸のかがり火に映し出される華やかな光景は、水上絵巻を見るようで、打ち上げ花火が華やかに祭りを彩る。
川岸のかがり火のなか、船団が瀬田の唐橋まで戻る頃、花火大会が始まる
「船幸祭」は、建部大社の祭神・日本武尊が船団を従え、海路を辿った故事に基づく夏祭りで、 瀬田川を海路に見立て船渡御が再現される。
17日の17:00に「船幸祭出御の儀」が執り行われたのち、神輿は建部大社を出発。瀬田浜へと運ばれた神輿は、御座船に安置され、お旅所である黒津浜「供御の瀬」へと向かう。
黒津浜「供御の瀬」に到着後、別宮の毛知比神社、新宮の新茂智神社から神饌が献じられ、お旅所祭が執り行われ、その後、船団は黒津浜「供御の瀬」をあとに再び出発。奉迎のかがり火が焚かれるなか帰路瀬田浜を目指す。
船団が「瀬田の唐橋」に近づく頃、夜空には花火が打ち上げられ、祭りの最高潮を迎える。

建部大社 公式サイト
http://takebetaisha.jp/